3月15日 セールスドライバーの一日

こんにちは、けんさんです。

物流会社で働くお父さんです。

自分が過ごしてきた会社人生を振り返ることで何かわかることがあるのではないか?

多分転職活動にも役に立つのではという淡い考えから、過去17年1つの会社で過ごしてきた人生を振り返っていこうと思います。

物流企業に勤める一個人の意見

前回は、セールスドライバーの主な業務についてお伝えしました。今回は当時(10年以上前)の一日の動きについてお伝えしたいと思います。あくまで一個人の意見としてご認識ください。感じ方は人それぞれ、当時の会社の体制がホワイトだったというつもりはありませんが、ブラックだったと断定することもできません。

物流企業に就職を考えられている方の判断材料の一つとなれば幸いです。

会社の始業から終業まで

セールスドライバーの仕事は、会社の始業前から始まります。ここでいう”会社”は配達先のことです。午前中は主に配達業務が中心となりますが、配達する”荷物”そのものは、太陽が昇る少し前、朝の便(1便)が6時ごろから営業所に到着します。

到着した荷物は配送エリアごとに細かく仕分けられます。当然人が行いますが、仕訳担当の職員は担当エリアが5あるとすると2人など全然足りていません。そのため、実際に配達を行うドライバーが仕分け担当とほぼ同じ時間に出勤し、エリアごとの仕分けや積み込みを行います。

積み込みと同時に、メール便などの書類の仕分けやクール便の仕分けも行います。仕分けや積み込みが終わって出車するのが8時30分くらいです。そこから、いつもの配送ルートに沿った配達を行います。

企業が多い”商流”のエリアなので、企業優先して配達を行い、個人はその後、といった流れで配達を行います。企業の担当の出勤時間に合わせた配送ルートを組んで配達を行います。

午前の配達は早いときで12時ごろに終了します。

昼休憩を挟み、13時ごろから昼の便(2便)の配達を行います。2便は、九州や東北などの遠方から来た荷物や、他センターへ誤って到着した荷物が届きます。

昼の便(2便)の配達が終わると集荷の時間です。集荷とは文字通り「物をめる」ことを指します。企業によって荷物ができる時間はまちまちです。あらかじめ定時集荷(定集)表を作り、それを基に順番に集荷に行きます。企業によっては「あとからもう一回きてや」といわれることもありますが、大抵は時間通りに荷物を作っています。

集荷した荷物は都度営業所に持ち帰り、方面別ボックスへ仕分けを行います。集荷(仕分け)業務が終了するのは企業の就業時間よりも遅い19時ごろです。なお、集荷を行いながら時間指定の配達も行っています。12時〜14時・14時〜16時・16時〜18時・18時〜20時の枠があるので、段取りよく進めていかなければなりません。

さらに最後に20時〜21時の時間指定配達があるので、企業の終業後も業務は続きます。業務が終了するのはおおよそ21時〜22時ごろになります。

朝6時から夜22時、令和の時代では考えられないような長時間労働をこなしていました。今考えると、若さゆえにできたことではないかと思います。

 

 

 

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